甲辰年を迎えました。
最近、新しい時代になってきたという思いを強く抱くようになりました。色々な分野で新しい芽というか、何か肌で感じるものがあります。
世界情勢、気候変動、スポーツ界、IT業界、芸能界など
新しい時代に何をしていくかですが、コスパやタイパというものはそれほど大切ではないように思います。
時間をかけて試行錯誤の繰り返しで、創意工夫をして目標に向かっていく事が大切だと思っております。
私の好きなお店の大将が、盆と暮れには師匠のところにあいさつにいかれ、今、来てくれるのは君だけになったとよく言われるそうです。こういう気持ちが嬉しいし心が温まります。
朴の森という鍵山秀三郎相談役の講話に出会えるサイトをよく見ます。
その中に、誇りが持てる会社というページがあります。売り上げと利益を伸ばすことは大切ですが、そればかりでは、社員の心が荒み社風が悪くなるそうです。社風を良くするには強者に弱く、弱者に強い態度では駄目だそうです。郵便を配達してくれる人、運送会社の運転手さんにも分け隔てなく喜ばせる努力ができる社員を一人でも増やしていくことに尽きるそうです。
温冷配膳車がやっと整備されました。これも患者さんから、「先生たちは、温かいものが食べられていいですね」と言われたのがショックで早くして欲しいとお願いしてやっと実現したものです。以前から言っていましたが、エレベーターにはいるサイズがないとかで諦めていました。今、振り返ると当時は真剣にやる気がなかったのだと思います。米子病院も60年経ちました。前理事長の松本久先生が創業され、その遺産で今日があるという思いを強くします。感謝の気持ちでいっぱいです。今年一年よろしくお願いします。
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