7月16日(火)に、精神保健・医療・福祉の関係者の方を対象にリハビリテーション勉強会を開催しました。
今回のテーマは、
” 思春期からの自死予防対策「いのちとこころのプロジェクト事業」
活動報告 ~ つまずいても安心して住めるまちになるために ~ ”
境港健康推進課保健師の山本恵子様をお招きし講演を行っていただきました。
近年、自死に陥ってしまう人口が増えてきている現状があります。原因の一つとして、子供のころの気持ちや経験が大人になってからの生き辛さに繋がっており、、自死に陥ってしまうのではないかと話しておられました。そこで、境港市では地域の小学生に通う子供たちを対象に ”ひみつきち” という活動相談の場を提供し、子供の頃から関わっていくという取り組みを展開しています。
保健・教育・福祉分野が連携し、地域も巻き込んで包括的に子供たちに関わっておられる様子が伝わってきました。私自身、患者様と関わらせていただいている中で、もう少し早期から介入出来ていれば患者様自身の生き辛さを和らげてあげることができたのではないかと感じる事があります。
今回の講演を通じて、支援者としてもっと病院の外へ目を向け、地域と共に支援していく必要性を強く感じました。
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