院 長 加 藤 明 孝
明けましておめでとうございます。
年末の雪が残る正月となりましたが、皆さんゆっくりされたでしょうか?昨年は、新型コロナウイルス一色の一年でした。自粛生活も辛いものでしたし、年末にかけ第3波の拡大で医療が逼迫してきたと毎日のように報道されています。
その中で特筆できるのはJRA(日本中央競馬会)が一年を通して開催されたことです。無観客で始め、途中から少人数の観客を入れ最後まで休むことなく開催されました。牡馬のコントレイル、牝馬のデアリングタクトと共に無敗の三冠馬の誕生、9冠達成したアーモンドアイ、スプリントとマイルで勝ったグランアレグリアの活躍など話題にことかきませんでした。競馬関係者の努力の賜物と思っています。
幸い、米子病院ではまだコロナウイルスの感染者は出ていませんが、いつ感染が広まるかはわかりません。手洗い、マスクをして、密を避け、感染防御の努力を引き続きしていかねばなりません。
年始は箱根駅伝を途中まで見ていました。歴史が長く、人気のある番組なので、毎年、どこが優勝するのかなど気にしていました。2日の往路では、最近強い、青山学院大学が12位と聞いてびっくりしました。往路では、創価大学が優勝して、翌日3日の復路の6区で駒沢大学が創価大学との差を縮めた後になかなか追いつけず、もう決まりだなと思ってテレビを消しました。そろそろ決まったかなとテレビを付けると、駒沢大学の選手がトップに迫ってきていてびっくりしました。逆転された創価大学のランナーは可哀想に思え、12位から4位まで順位を上げた青山学院大学はすごいなと改めて感じました。諦めてテレビを消した自分が恥ずかしくなりました。原監督が、「昨日は正直言って、諦めた。でも、選手が復路優勝目指しますと言うので」と聞いて感動しました。
そもそも、駅伝に出てくる選手の走る姿は綺麗です。練習量はもちろんのこと、走る姿、フォームの美しさがあるから、速く、長く走れるのではないでしょうか?
この一年、美しいフォームで長く走るのは無理としても、美しい所作、立ち居振る舞いで諦めずに歩み続けたいと思っております。
今年も皆さんよろしくお願い致します。
仕事始め式で新年の挨拶を述べる加藤院長
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